昨日、神奈川県内の夜間中学校を訪問しました。
外国籍の生徒の進路指導にあたり、学校が気を付けなければいけないことなどを
行政書士の立場から説明をするためです。
外国籍の生徒には、進路と在留資格は切り離すことはできません。
日本人であれば制約がないことも、外国人には制約になることがあります。
例えば
警察官や消防士、歯科技工士などは、原則、外国人にはなれない職業です。
そのほか、親の在留資格によっても制約となってしまうこともあります。
外国人本人は、そういった制約があることすら、知らなかったりします。
先生方も、進路指導にあたり、生徒が進む先にどんな制約があるのか、知らないとなりません。
在留資格とはなにか
進路指導・生活指導にあたり、知っておかなければならないことはなにか
お伝えしています。
学校現場のナマのこまりごとなども、相談に乗っています。
授業に飛び入り参加させてもらいましたが、
教室の木の机と椅子のセット、なつかしすぎて。
机の下には、雑多なものが詰め込まれていました。
これも、学校の風景。
ひさしぶりに童心に戻って、生徒とともに楽しませてもらいました。
日本語の壁、中学校卒業の壁、高校卒業の壁。
日本で生活していくために、乗り越えなければならない最低限の3つの壁。
生徒たちを後ろから眺め、頑張ってほしいと心の中で願いました。
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