ビジネススクールに通う留学生向けに、「就職ガイダンス」を開催することが決まりました。
対象は、来年度就職を予定している留学生です。
大学生の就職より、専門学校生の就職はなかなか大変です。
ましてや、現在はコロナの影響で就職先もそんなに多くはありません。
日本の学校に留学するにあたり、入学金や渡航費、その他もろもろのお金を用意することも
容易なことではなかったはずです。
ご両親、祖父母、親戚のみなさんが、異国で頑張りたいという彼ら彼女らを応援し、大変な思いを
して貯めたお金を出資していることを思うと、何とか頑張って就職を決めてほしいと、願わずには
いられません。
今回のガイダンスを開催するにあたり、何度となくビジネススクールの就職担当者とやりとりを
させていただきましたが、就職先についての悩みはつきない様子が伝わってきました。
せっかく就職しても、職場にうまくなじめず、1年たらずで辞めてしまう子が大勢いるのだそう。
話を聞いていると、日本の企業側が外国人に対する免疫が備わっていない印象を私は受けました。
人材不足が叫ばれて久しいですが、日本式のやり方・職場環境では、この先やっていけないことに
企業はやく気がついてほしいと思います。
そこを気づかせるのも、われわれの仕事のうちなのかなと思う、今日この頃です。
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